ホリスティックルームコーディネーターの役割

ホリスティックルームコーディネーターは、インテリアコーディネートの知識はあれば役立ちますが、必須というわけではありません。好きなインテリアの仕事をしたいと考えている、フリーランス志望の会社員の方にもおすすめのスキルになります。

インテリア関連の会社に転職したいとなれば、インテリアコーディネーターの資格があった方が有利と考える方が多いようです。しかし実際には資格が無くても就職できますし、むしろ働きながら勉強をして資格を取る方が無駄がないと言えます。

ただインテリアコーディネーターの資格を取ったからと言って、独立できるかというとそんな甘い世界ではありません。なぜならお金を支払ってまでインテリアコーディネートをお願いしたいと考える人は、東京・大阪など大都市ならまだしも地方都市では県民性もあって市場はとても小さいのです。

しかもすでにベテランコーディネーターが、小さなパイを奪い合っているのがこの業界です。未経験・スキルゼロのあなたが参戦しても、残念ながら勝てる見込みは限りなくゼロに近いでしょう。

ではどうしてホリスティックルームコーディネーターなら、スキルゼロでもフリーランスとしてやっていけるのか？それは家づくりにおいて潜在的ニーズがあるのに、大手企業も含め誰も手を付けていないジャンルを狙うからです。

それが、ホリスティックという市場です。ホリスティックな空間と言えば、家の中に自然を取り入れましょうとか、インテリアカラーはベージュとかブラウンにしましょう、そのように提案している海外サイトがほとんどです。

それがホリスティックな家づくりの全てであれば、日本なら昔ながらの木造住宅が一択になってしまいますし、インテリアデザインもナチュラルテイスト以外は採用できなくなってしまいます。

モダンな建築や多様なインテリアデザインを好む人たちはどうしたらいいの？という、素朴な疑問に答えられるのが私たちのルームコーディネーターの役割になります。それが東洋の陰陽五行という素晴らしい世界観であり、東洋医学などの分野で古来より現代に伝わっている人の内面を知る学問でもあります。

ホリスティックというのは全体的に物事を考えるという概念で、これまでの家づくりは頭の中で考えた建物の外見とか機能性を重視してきました。しかしそこに住む家族それぞれの内面的な個性を、十分に考慮した設計はされてきませんでした。

それが昔からよく聞く、引越しした途端家族の健康状態が悪化する、という都市伝説のような話です。しかしコロナでは自宅での滞在時間が長くなっただけで、ストレスなどによる不眠など健康被害が続出しました。

その原因を陰陽で考えれば明白、従来の家づくりは目に見える範囲の『陽』で設計されており、『陰』という家族の心、精神といった内面からの設計はなされていなかったからです。

その内面からの設計に使うのが五行であり、その部屋を使う家族の内面にアプローチして、最適な部屋の活用からインテリア設計を行うことで、真のホリスティックな空間が生まれると考えます。

インテリアコーディネーターが『陽』の役割を果たすなら、ルームコーディネーターは『陰』の側面からお客様の家づくりをサポートしていく役割を担います。

こうして陰と陽の両側面から家づくりを設計することで、真のホリスティック空間を持つ家づくりが完成します。

ホリスティックルームコーディネーターの仕事

ホリスティックルームコーディネーターの仕事は、インテリアコーディネーターが行う『陽』のコーディネートを補完する、『陰』のコーディネートをお客様に対して提供します。

『陰』のコーディネートとは、家族の体質や精神面から部屋の間取りを考えたり、家族が使う部屋のインテリアカラのコーディネートを行います。

家づくり全般を携わるインテリアコーディネーター業務には関わらないので、インテリアの資格も経験も不要で始められるのがルームコーディネーターの魅力です。しかもオンラインを使って自宅からお客様との打ち合わせを行うことができますので、家族との時間を犠牲にすることなくご自身のペースでワークバランスをとることが可能です。

すでにインテリアコーディネーターなら、陰陽バランスの取れたコーディネート提案を目指し、さらなるスキルアップとして学ばれると良いでしょう。

あるいはインテリア関連の仕事に就きたいと転職を考えている方なら、いきなり難しいインテリアコーディネーターの資格取得を目指すよりも、まず先にお客様に寄り添った提案ができるルームコーディネーターのスキルを学ばれると良いでしょう。

詳しくはこちらの無料ウェブセミナーを受講して、ルームコーディネーターの可能性について学んでみてください。